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2016年8月

ギャラリー悠玄「夏の茶会」

こんにちは暑い日が続きますね💦いかがお過ごしですか?
8月7日(日)ギャラリー悠玄の「夏の茶会」で趙寿玉先生が紙銭舞を舞われました
その時の様子をお伝えします。

ギャラリー悠玄はこれまでも白い闇シリーズやさまざまな展示の際に、
先生は創作舞踊や伝統舞踊を舞われて来られました。
この度、残念なことですが、今年いっぱいでギャラリーを閉めることになったそうです。
そのため、今回の先生のギャラリー悠玄の舞は感慨深く、観る側もいろいろな想いがあったと思います。
展示は佐藤省さんが育てた若手の作家の方々で、陶芸作品を手掛けた初谷麻美香氏と、
幻想的な絵画を制作した高泉加奈子氏の作品展です。
陶器の作品の展示の仕方が、先日先生がリサイタルされた能舞台の橋掛かりをイメージしており、
入り口から真っ直ぐ奥に見える絵画には大きな弓矢が描かれており、
その弓矢を引くのが白い蝶で幻想的な作品の展示となっていました。

先生は今回のお話を受けた時に、弓矢を引く蝶や、もう一枚は蛍をイメージした作品と、旧暦の七夕。
そしてギャラリーの最後の舞として紙銭舞を踊られることにされたと聞いています。

紙銭舞は지전춤(チジョンチュム)と言いますが、巫女やシャーマンが霊を鎮魂する舞です。
そのためか、先生のお姿は白い韓服に、髪を後ろで一つに束ね、和紙の髪飾りつけられていました。
本舞台の場所まで向かわれる後ろ姿は巫女の様に清らかさが醸し出されていました。
弓矢を引く蝶の絵の前に置かれた紙銭を持ち、一振り振る度に、
舞が進むうちに異空間に連れられた気持ちになりました。
最後に音楽とは違う音色が、地下の作品から奏でられ、冷気と共に舞と融合していました。
観客の溜め息に蝶が舞い降り、舞い去ったのを誰もが感じた時でした。

先生の舞われた後に、作家を始め、佐藤省さん、そしてお客様より、弓を引く蝶が先生に見えました。
弓は引いたら決して後ずさりは出来ないと聞いています。ギャラリーを閉めることもやめられない。
舞も一度始めたら止めてはいけない。そんなことをふと思いつつ、真夏の蜃気楼を経験した気分でした。

R.Y

画像をアップします












全て先輩のM.Kオンニからの画像提供です。

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